新年の初詣は 昨年 20年に一度の式年遷宮の年 内宮『遷御の儀』が執り行われた 伊勢神宮にお参りいたしました。
式年とは 『決められた年数』のこと
伊勢神宮の場合は20年
遷宮とは 神様が祀られている お宮を遷(うつ)す
’’神様のお引越し’’
20年で入れ替わる正宮の位置 右にあるか左にあるかで世の中が変わる?と言う俗説がございます。
正宮が右側 米蔵 豊作になるが経済は低迷
正宮が左側 金蔵 経済が良くなる
と、言われています。なので 遷宮によって 正宮 左のこれから20年、経済が良くなってくれるのかなぁと期待しちゃいます♪
おはらい町に入る前に 無料です!の言葉に反応した娘が『天照大神の○○○』という本を頂き、何かの宗教か?と思いながらも 伊勢神宮の御祭神は天照大御神だから読んで見ようと思い頂いてきたのですが、まだ読んでいません(汗)
日本最古の歴史書 古事記に載っている大御神と最初からついているのは、天照大御神だけで、最も位の高い神様で古事記では神様の子孫は皇室につながっていくと記されています。
写真は第一鳥居。鳥居に榊があるのは こちらだけのようです。
榊は何故あるかというと、人間界と神様の世界の境界線を示す ’’境目の木’’のいみもあるそうです。
そもそも ’’榊’’とは木へんに神と書きます。漢字の多くは中国から来ましたが、榊は日本で作られた漢字だそうです。
榊は、伊勢神宮の外宮と内宮 計 約100か所に飾られていて約10日に一回交換し沢山の榊が必要なので神宮で榊を栽培しているんだそうです。
その鳥居を抜ける際、娘に真ん中は神様が通るところだから、端っこを抜けようねと日本人的美徳を教え 通っていると、主人がお構いなく真ん中を通るので 娘が『無礼者!!』と言いました(笑)その後 事あるごとに『無礼者!!』が大流行。。。
大きな宇治橋を渡るとすぐに右折します。神苑と呼ばれる庭園をますっぐ抜けて行くのが内宮参拝の順路です。
神社にある手水舎は身を清める場所。神様に会う前に身を清めるのが礼儀とされています。
第一鳥居を抜け右手に向かうと 五十鈴川の川辺にでます。そこは昔からある お清めの場。そこで身を清めるのが本来の場所なんだって。と教えると 娘はそこで、手を洗っていました。
木々に囲まれた 第二鳥居を抜け鳥居をくぐるほどに神様に近づいて行くのです。
いよいよ奥の正宮に進んで行くと神聖な場所なので 階段から先は撮影禁止です。そこには、お賽銭箱はありません。白い布が敷いていてそこに お金を置いていきます。ここは、日本全土の氏神様ですから 個人的なお願い事をしてはいけません。日本の弥栄(いやさか)発展を願ったり感謝をするところです。
個人的なお願い事をするときは、荒祭宮と言うところで お願いしましょう。
ちょっと、建設業者らしいお話も・・・
20年ごとに建て替えるにあたって、そのために建築上の工夫がされています。
二枚目の写真 分かりにくいですが、柱があって梁の間に隙間があるのわかりますか? あれはわざと空けてあって これからの20年で 屋根の重みでだんだん沈んでくるので計算して、梁と柱の間に隙間をあけているのですねぇ~。
伊勢神宮には、5回ほど行っているのですが こちらの五丈殿 付近にある 石に初めて気づきました。何やら沢山の人が集まって 石に向かって手をかざしているのです。みなさんに見習い、手をかざしてみると びっくり!! 手が温かくなるのです!本当に!!
諸説ありますが 当時 遠くから来た旅人の胃を気遣い やわらかくしたと言われる 江戸時代からの名物 濃いタレとコシのない麺が特徴の 伊勢うどん♪
お店によって、タレの味が濃いめや 甘めと少し違います。
ちなみに うちは 無宗教で御座います。